tiny MathMLとは?

tiny MathMLは、TeXにある種の情報を付加し、 それからコンテンツ・マークアップへの行うシステムです。

付加情報が必要となる例

a^i_j

この例は二つの意味が考えられます。 (1) aのi乗に下付き添え字のj(2) aの下付き添え字jのi乗

一見しただけでは、どちらの意味か分からないため、付加情報を加え、どちらの意味であるか確定させる必要があります。 付加情報の加え方は今後の課題の一つです。付加情報を必要とする部分をTeXで使用しない文字列で括る事で実現しようと考えています。 使用頻度の高い意味をデフォルトとし、使用頻度が低いほうに付加上を加えます。

tiny MathML(今後の研究に期待)

・tiny MathMLは全てのTeXファイルの変換を目指してはいません。
汎用システムを考えた場合、付加情報は複雑になり、TeXファイルに手作業で情報を加えることが難しくなるためです。 次へ   目次に戻る