暗号の数理 (2009年度) レポート1
課題
以下の暗号文を解読すること。
暗号文は元の文章(平文;英語)からアルファベット以外の記号(スペース,アポストロフィエス等)を除いた文章をすべて小文字に変え,
それを強化されたカエサル暗号によって暗号化したものである。
WCBUWDLKVLILJDFVLBNLDWKJLBJQWSQFMKIQDFVLZZELZFOMJBEFNLMJFDZQJYQWCBUWDLBZZKVLGLFG
ZLZWNWDUSFIKFTBQWCBUWDLKVLILJDFAFMDKIWLJWKWJDKVBITKFTFDFKVWDUKFYWZZFITWLSFIBDTDF
ILZWUWFDKFFWCBUWDLBZZKVLGLFGZLZWNWDUZWSLWDGLBALQFMCBQJBQWCBTILBCLIEMKWCDFKKVLFDZ
QFDLWVFGLJFCLTBQQFMZZXFWDMJBDTKVLOFIZTOWZZELBJFDLWCBUWDLDFGFJJLJJWFDJWOFDTLIWSQF
MABDDFDLLTSFIUILLTFIVMDULIBEIFKVLIVFFTFSCBDWCBUWDLBZZKVLGLFGZLJVBIWDUBZZKVLOFIZT
QFMCBQJBQWCBTILBCLIEMKWCDFKKVLFDZQFDLWVFGLJFCLTBQQFMZZXFWDMJBDTKVLOFIZTOWZZZWNLB
JFDL
- 解読した人はスペース等を補った元の文章および鍵をcrypto@math.cs.kitami-it.ac.jpまで送ること。
その後「どのように解読したか」に関するレポートを同じアドレスに送ること。
- 最初に解読したレポートには30点,2番目は20点,3番目には10点が与えられる。
4番目以降は残念ながら0点。
ただし上記の点に加え「どのように解読したか」のレポートには5点が与えられる。
時間の順序はmail の届いた順とする。
- ただし自分で解読したと思われないレポートないし他のレポートと同一と判断されるレポートは
採点の対象にはならない。
- 複数人での解答も可。ただしその場合点数は人数で割る。
貢献度の自己申告によって点数配分を変更することも可。
- 電子化された暗号文はWebに載せる。また正解者がでた場合,その結果をWebに載せる。
- 締切は10月17日(土) 17:00とする。
- 次は英語におけるアルファベットの平均出現率である。
文字 | 出現頻度(パーセント) | | 文字 | 出現頻度(パーセント) |
a | 8.2 | | n | 6.7 |
b | 1.5 | | o | 7.5 |
c | 2.8 | | p | 1.9 |
d | 4.3 | | q | 0.1 |
e | 12.7 | | r | 6.0 |
f | 2.2 | | s | 6.3 |
g | 2.0 | | t | 9.1 |
h | 6.1 | | u | 2.8 |
i | 7.0 | | v | 1.0 |
j | 0.2 | | w | 2.4 |
k | 0.8 | | x | 0.2 |
l | 4.0 | | y | 2.0 |
m | 2.4 | | z | 0.1 |
暗号の数理レポート1について :
10月6日00:41:45に最初のレポートが届きました。正解です。
でも名前と学籍番号ぐらいは書きましょう。
送ってきたaddressから特定できるからいいようなものですが,
これがHotmail等の特定できないaddressならちょっとマズかったかも…(09/10/6)。
10月15日22:35:57に2番目のレポートが届きました。正解です。3人の共作です(09/10/17)。
10月17日11:16:35に3番目のレポートが届きました。正解です。2人の共作です。
この解読のおもしろい所は頻度分析を使っていないことですネ(09/10/17)。
(この部分は09/11/01にkougi.htmlから移動。)
暗号の数理レポート1 :
ここでは3つのレポートについて紹介します。
参考にして下さい。
もらった mailに適当に改行を入れました。
(09/11/01)。
Last modified: 2014/11/08 23:19